- てんかん
- I
てんかん【天冠】〔「てんがん」とも〕(1)幼帝が即位の時つける冠。 円頂で中央に飾りを立てる。(2)仏や天人, また仏像がつけている宝冠。(3)能のかぶり物の一。 天人・女神・官女などがつける透かし彫りのある金冠。(4)舞楽や騎射の少童がつける金銅の山形の額あて。IIてんかん【天官】中国, 周の六官(リクカン)の一。 冢宰(チヨウサイ)を長官とし, 国政を総轄した。IIIてんかん【天漢】あまのがわ。 銀河。IVてんかん【展観】物を広げ並べて, 多くの人に見せること。 展覧。V
「古書を~する」
てんかん【癲癇】痙攣(ケイレン)・意識障害などの発作を繰り返す脳の疾患。 突然意識を失って倒れ, 硬直・手足の痙攣を起こすなど, 症状は多様。 遺伝的素質によるほか, 外傷・脳腫瘍など脳の損傷によっても起こる。VIてんかん【転官】ある官から別の官への移動。 官と職とが分離されている, 裁判官などについていわれる。VIIてんかん【転換】(1)別の物に変えること。 向きを変えること。 また, 変わること。「気分を~する」「話題を~する」
(2)〔心〕 精神分析で, 抑圧された欲求や葛藤が身体的症状の形をとって表れること。 ヒステリーの症状形成にかかわる。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.